二胡奏者・今井美樹 プロフィール
山口県出身。中国政府留学生として上海音楽学院民音系(学部)に留学。龍音杯国際二胡コンクールにて優秀賞・表演賞受賞。帰国後、昭和音楽大学附属音楽教室にて後進の指導を行いながら演奏活動を開始。現在に至るまで、学校公演、ホールコンサート、寺院ライブなど、全国的な演奏活動を行う。音楽通訳としての活動も並行して行い、様々な日中間のプロジェクトに参加。世界的二胡奏者である姜建華、Geroge Gaoコンサートコーディネート、NHK交響楽団中国ツアー総合通訳等、多数のプロジェクトに関わる
2017年、イタリア・サルデーニャ国際民族楽器ジャズフェスティバルに招聘され、現地の喝采をあびる。
2019年より、文化庁・コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業として、日本各地で民族楽器のコンサートを行う。現在は長野県のワイナリーの中に暮らし、国産ワインに合う音楽の楽しみ方の研究をすすめている。
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生活から中国語を学びました。
上海に留学した当初、中国語はほとんど話せませんでした。そのまま2ヶ月間一言も話さないまま、毎日授業に出席し、なんとなく同級生にひっついて学食でご飯を食べ、二胡の先生と筆談をし・・・としていたある日!! 気がつくと話せるようになっていました!(嘘のようなほんとの話)
あれからうん10年。語彙が劇的に増えたわけではありませんが、なんとか日常会話には不自由なく過ごしています。音楽通訳の仕事は、レコーディングのコーディネートからスタートしました。
学校は小さな街。
音楽大学は一人一人の練習室を備えているため、教室がたくさん必要。便利な場所にある上海音楽学院や中央音楽学院(北京)はビジネスビルのように高い建物になっています。中国では、大学の中に寮や購買部があり、たくさんの学生や先生が学内で生活しています。
上海のショウロンポーは蟹入りがおすすめ。
ショウロンポーやさんには大体2種類のメニューがあります。蟹入りか、蟹入りでないか。値段にするとわずかな差ですが、この”蟹入り”があなどれないコクを生んでいます!!小皿に黒酢と生姜の千切りを入れて、たっぷりつけながら食べるのが現地風。
様々な楽器・奏者とのコラボレーション。
二胡は単旋律のメロディ楽器のため、一人で演奏するよりも他楽器とコラボレーションをすることで、より広い世界観が表現できます。中国楽器だけでなく、南米音楽、Jazz、クラッシックなど、二胡の音色が生かされるように様々なジャンルでの共演へ挑戦しています。
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